このところ、晴天が続き、5月の下旬なのですが、とても暑い毎日です
暑いのですが、天気が良いので、工事の方は順調に進んで居ます
屋根工事が終わり、現在外部の納め工事の最中です。
今回のお宅の屋根には、ガルバ鋼板を使用し、棟部分には、小屋裏換気の為の棟換気を取り付けて、夏場の熱気対策を施しました。
外部の仕上げ材には、シラス壁を採用しているので、その為の下地処理の最中です。
先日、内部の床断熱工事を行いました。
今回の断熱材料はセルローズファイバーという、新聞古紙を主原料にして、防熱、撥水性能を付加した物で、欧米諸国が発祥の地で、アメリカでは、全体の断熱工事の35%で採用されている物です。
この工法の利点は
1,隙間無く、充填されるのと、繊維の絡み有った気泡の中に閉じ込められた空気によって、断熱性能が高い
2,各種燃焼実験をクリアーしていて、準不燃材に合格しているので、燃え難い
3,音を吸収してくれるので、防音効果にすぐれている
4,撥水性にすぐれているので、外部からの水分を建物内部に進入させない
5,縮む事が無いので、隙間が生じる事が無く、断熱性能を維持できる。
等、色々な利点が有りますね!
当然デメリットも有り、他の断熱工事に比べて、金額が高くなるのと、主原料の新聞紙に使われている、インク等の人体への影響等が言われて居ます。(ただし、含有量が極微量の為、人体への影響はないという考えもあり、最終的には個々の考え方の判断になるそうです)
工事の模様です
まず、床下地板の下に写真の白い布を2重に張り巡らします。
805mm角のマス目事に材料を吹き込んでいきます。
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この工事は床、壁、天井と工程事に行う工事になるので、現場の進み具合に合わせる必要が有ります。(この辺りが工事金額が高くなる部分でも有ります)
これにて、床下には、ぎっしりと断熱材が充填されましたので、保温効果は万全ですね(理)