家造りも「食の安全」と同じように、作り手(植林された方)の顔が見えると
安心と思うように、私達が育てましたと、この度は四国の
高知県檮原町の森林組合に出かけて、お施主様と工事関係者様を
交えて、伐採祈願祭(山・木々への感謝)から・・・
斧入れの説明を受けて、お施主様ごとの杉の木にお施主様から
関係者が各々代わるがわる斧入れを行いました。
各々がえい・エイ・えいと3度・3ヶ所・計9回斧を振りかざしました。
檮原町森林組合は、日本でもいちはやくFSC認証を取得して、生産者(植林者)の
顔が見える木材での「顔の見える家造り」に取り組みをされています。
家造りに携わってこの道38年の私もこの度は、木々・山への感謝を忘れていたというか
いつもの通りにプレカットにて、木材注文を懸けて当たり前のように搬入されて来る、
この一連の流の中で、色々な方・職人さんが各行程に携わって居られる事に、今までは
何もみえてなかった事・気付かなかった事に、改めて気づかされて、何事にも感謝の気持
ちを、目の当たりにした瞬間・体験でした。
記念に自身の切り株を職員の方から手渡されての記念の1枚
この日は、心配された台風前の日にも関係なく、朝からいい天気
坂本龍馬が脱藩したという道のりで、四国の深い山合い木々もこれからが
紅葉を迎えるっといった具合で、緑が濃く気持ちいい一日を過ごさせて頂きました。
また、笑い話に春先はこれまた黄色が鮮やかで、花粉症の方にはとんでもない
光景が見えるそうです。
花粉症の私も、この時期だからこそ体感できる貴重な時間を皆さんと
共有させて頂きました。
樹齢54年の杉の木に感謝です。