改修工事の目的の一つで有る、”冬の寒い時期を快適に過ごしたい”を解消する為に床、壁、天井をまるごと遮熱材、断熱材にてくるむ工事を施しました。
銀色に光っているのが、遮熱材と呼ばれる物で、役割としては、この材の裏側の暑い、寒いの環境を部屋内部と遮断する事と、部屋の内部に温かい、涼しい環境を反射してくれます。(夏場に車のフロントガラスの部分でよく見かけますが、冬場にも大活躍なんですよ)
この内側に、ロックウールと呼ばれる、断熱材を敷き詰めていきます。
断熱材の役割も、文字のごとく、熱を遮断するのが目的ですが、かなりの厚みを隙間なく施工する事により効果を発する事ができるのと、熱を蓄える為、冬場は良いのですが、夏場は逆の効果となるので、施工に充分な注意が必要です!!
遮熱材、断熱材のメリット、デメリットをうまく組み合わせる事で、夏涼しく、冬温かい環境造りを、見えない部分で生涯支えてくれる重要な工事となります。(光熱費に関係してくる部分なのでしっかり検討して下さいね)