福山市で新築。注文住宅を建てられたお宅の紹介です。
一年間福山市から大阪まで毎月縁あって、家づくりの勉強会へ出かけられて、
いろいろ学ばれる中でまづは、自分流の家づくりをしっかり基礎からイロハを
学ばれて、設計士さんとのコラボで、今回の家づくりのご縁を頂きました。
建築場所は、福山市でも利便性のいい地域をご要望で、防火地域の制約も
あって、建築コスト面からも、色々と苦慮・配慮が必要とされました。
プランも進んで行く途中で、高知県檮原町にて、お家で使う杉材・構造材の伐採・祈願式から、
大黒柱に自らの手・ご家族みなさんの手で斧を入れられて、いい思い出に
残る体験もされました。
仕上げてしまえば見えなくなる、構造材を自身の手で、また産地を訪問されて
夢のマイホーム造りのこだわり、イロハに労を惜しまず足を運んで来られました。
プランもまとまり金額面でも折り合いが付きいよいよ家づくりのスタートです。
狭小地・防火地域と建築条件もある中で、リビング・ダイニングには広くて解放的な
吹き抜けが有り、屋根裏収納をしっかり設ける事で、家全体の収納にもしっかり
対応されて、こだわりがいっぱい詰まったお家に。
壁内結露を学ばれて、構造体を通気性のある材料にて覆い包むことで、壁内に発生した湿気を外部に排出する事ができ
外壁には断熱性・遮音性・防火性、通気性がある火山灰シラスのそとん壁を使用し、塗りをパターン・
アクセントを附けて塗り上げ、断熱材には環境に優しく・呼吸するセルロースファイバーをZ工法にて施工し、
各室の防音性・断熱性・保温性、透湿性に優れた、省エネ性の高い断熱環境が施されました。
施工側・施工者がしっかりとここらを対応・提案することで、家づくりの思いが
現場に反映される事を再確認するきっかけを頂きました。
杉材に包まれて木の香り漂う、温もりあるオンリーワンの家づくりが完成しました。