2016年02月13日

奇跡の天然素材を住宅に!?

現在工事中の新築住宅の外壁工事が始まりましたhappy01

弊社では、色々な外壁材料が有る中から、ここ10年程”シラス”と言う材料を建物の内外に使用した家づくりをして居ます。

シラスって、海に泳いでいて、食べるととても美味しいあれですよね!?多くの方にこの質問を頂きましたが、初めて聞くとそう思いますよねcoldsweats01

さすがに、お魚を材料にする事では無く、皆さん必ず聞かれた事の有る、シラス台地を形成している巨大火砕流が堆積した物なんです!!

シラスは、マグマの超高温で焼成された高純度無機質セラミック物質で有る事から、色々な機能(消臭、分解、殺菌、イオン化等)を有する奇跡の天然素材なんですねconfident

しかし、南九州では、農耕に適さず、土砂災害を起こす「厄介もの」として嫌われてきたのですが、この厄介物の使い道を研究開発された”高千穂シラス株式会社”さんによって、空気環境を改善してくれる、優れた建築材料となり、多くの場面で使用される事になりました。(詳しくは高千穂シラスさんのホームページをご覧下さい)http://www.takachiho-shirasu.co.jp/shirasu/

弊社では、新築住宅を購入されて、多くの方が、長きに渡り支払われるローンに加えて必ず必要となる、メンテナンス費用を抑える為にこのシラスと言う材料を外壁材に使用して居ます。(外壁の種類にもよりますが、一般的に10~15年に一度メンテナンス費用が発生します)

現在進行中の新築住宅では、現在、下塗り材を施工して居ますが、工程的には

72-1 外部下地木材の上に

72-2 専用の透湿防水シートを施工し

72-3 専用の波ラス網を施工し

72-4 割れ止めの専用シートを挟みながらシラス     (防水層となる、下塗り材を施工します)

この工程を住宅の外壁面全体に施し、乾燥させた後、仕上げ材のシラスをパターンを付けながら施工します。

現在の住宅では、手間、暇がかかる事等の理由から、塗り壁は少ないのですが、風合いも含め様々な効果が有ります(全国のお客様の声をまとめた、資料が有りますので、参考にして見て下さい

古代ローマでは、シラスと同様の火山噴出物が古代コンクリートに使われていました。1900年もの時を経て今なお姿を残すローマ建築が、マグマ素材・シラスの耐久性を物語って居ます(高千穂シラスさん発行の総合カタログより転記)

72-5

現在の新築住宅は、耐久性もすぐれているので、メンテナンスをする事で、代々受け継いで行く事ができると思いますので、メンテナンス費用の抑える事のできるシラスと言う素材について是非検討されて見る事をお勧めします^^

<おまけ>

先月施工させて頂いた屋根工事の現場に、この子達が居ました。

もう処分される物の様でしたが、集めて並べて見るとなんとも愛くるしい子達でした

72-6 72-7

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