本日より、地盤改良工事が始まりました
進入路が狭い現場なので、大きな重機を慎重に現地まで搬入して、いよいよ工事のスタートです
ところで、地盤改良って何の事でしょうか!?
何事も基礎が大事とよく言われますが、建物の一番下に有るのは、基礎だけでは有りません!!
基礎の下にはもっと大事な、地盤という物が有ります。(この部分が、豆腐の様にグラグラ状態では、後々色々な面で支障をきたす事になりかねません)
この部分の工事は、家が出来てしまってからでは、見えない部分ですが、生涯大切な財産を守ってくれる部分なので、費用が無いので省くとかの考えは禁物です!!
地盤改良工事には、色々な工法が有り、まずは、地盤の調査を行い、その土地に適した工法を選択して、工事を行います。(今回は、天然採石パイル工法を採用しました)
まずは、建物基礎に従って、配置部分を確認します。
重機を使用して、穴を掘ります。
この穴の中に自然石(採石)を挿入、撹拌しながら順に詰めていき、最終、上部よりたたいて、締め固めたら一箇所の行程が完了です。
上記の行程を決められた所定の箇所に24箇所行う事で、地盤の中に採石の支柱が出来上がり家全体をバランス良く支えてくれる事になります
工事の工程は、いたって簡単ですが、将来的にも、自然な石を埋設しただけなので、環境にも優しく、地震時の衝撃に強い工法です。
人間だけが、色々な改良をするのですから、環境に優しい工法は色んな場面で大切な事だと思います(理)